本の正しい読み方なんてない!アウトプットを考えた読書

本の正しい読み方なんてない!アウトプットを考えた読書を考えよう

読書が趣味な人にとって、自分なりの答えを持っている人と持っていない人がいると思われるのが、「本の正しい読み方」というもの。

自分なりの読み方をしてきたけれど、こういうことを思ったことはありませんか?

  • 読むスピードが遅い気がする
  • 読んでも読んでも頭に入ってない気がする
  • もっと効率よく良く方法はないのだろうか?

つまり、今の読書の仕方に疑問を持っているということです。

そういう人も周りの多いので、一つの方法として、効率の良い読書方法を模索していきます。

アウトプットするために読書をする

ここでは実用書、ビジネス書についてとなりますが、そもそも、読書をする目的は何でしょうか?

読んでる時間の幸福感でしょうか?

違いますよね。その本を読むことで、何か変化を起こしたいという目的があることでしょう。

自分の仕事の活かしたい、自分のライフスタイルを変えたり、コミュニケーションスキルを身につけたいなど。

本を読むことで、得られる知識を得たいのではなく、その知識を得た上で、何かの変化を求めているはずです。

モテるための本であれば、その本を読んで、モテルための知識を得るだけではなく、実際にモテないと意味がないということです。

本を読んで、自分の頭の中に知識として存在してるだけでは、何の価値もありません。

10冊の本を読んで、何も変化がないより、1冊の本を読んで、日々の行動が良い方向に変化したほうが価値が高いということです。

なぜ本を読むか?それを意識して読む

本を買うからには、何か目的があるはずです。

  • 経営の本であれば、自分の会社の経営に活かしたい
  • 会計の本であれば、自分の会社の会計処理をしたい
  • コミュニケーションの本であれば、対人関係を円滑にしたい

こういう目的をまず最初に明確にすることです。

明確にしたうえで、ノートに書いておくことです。

もしくは自作の栞を作って、そこに書いておくことです。

実はこれがとても大事なんです。

本を買った理由を明確にしておくことで、本を読んでる時間も、自分は何を学ぼうとして読んでるのかを意識するようになるからです。速読術でよくあるのが、こういう感じで、大切なところだけに目を向けたら、1ページを数秒でどんどんめくっていく方法です。

読書したらどこでアウトプットする?

読書をしたらアウトプットすることが大切とは言うものの、どのようにして、また、どこでアウトプットすればいいのか?そこが分からずに、結局は読んだままになっていたりもします。

アウトプットといって、話すでも書くでもいいんです。何らかの方法で、発信することが大切です。

読書会やビブリオバトルで読んだ本のことをアウトプットする

読書会やビブリオバトルで、自分が読んだ本のことをアウトプットするのは効率の良い方法だと思います。

いきなり話すことはなく、準備をして参加することでしょう。

どのように話せば伝わりやすいか、その話しの流れを考えるのも大切ですし、本を読んでる時点で、アウトプットのことを考えながら、頭にイメージしながら読むことになると思います。

読書会にもよりますが、自分では絶対買って読まないような本の紹介を聞くと、それはそれでまた新しいインプットにもなります。それはビブリオバトルでも同様です。

インプットをする時点から、常にアウトプットのことを意識してみるのが良さそうです。

ビブリオバトルはこちらです。

制限時間5分で、どれだけその本を読みたいと思ってもらえるかを競うんです。実際に発表してみると、時間の調整が難しいですし、人前で話すのが緊張するかもしれませんが、そういう経験をすることで、きっと読んだ本の理解が深まることでしょう。

本を読むことで知識が大幅にアップします。知識が増えると、言葉にバリエーションが生まれます。そして話題も豊富になり、コミュニケーション力も高くなることでしょう。

読書を趣味にすることで得られるメリットはあまりにも大きいですね。

読書ノートを書く

誰かに発表するわけではありませんが、自分でノートに読んだ本のことを書いていく方法です。

これも大切なアウトプットですね。

読書会の魅力の一つにアウトプット出来るということがありますよね。特にビジネス書であれば、そこから何を学びたいかはある程度決まっているでしょうからね。

読むだけで終わらずに、人に話す、ノートに書くといったアウトプットが重要になってくることと思います。

30代でこれからバリバリと仕事をしていくような人は、読書をする人も多いことでしょう。読書会なり勉強会なりで、どんどんアウトプットしていくことで、使える知識となっていくのではないでしょうか。