心理学が面白いから趣味に【仕事や人間関係で使える効果5選】

心理学が面白いから趣味に【仕事や人間関係で使える効果5選】

【記事まとめ】
  • 心理学も身近になってきてる気がします
  • 嫌われる勇気のアドラー心理学は人気
  • 心理学で仕事や人間関係に役立つといいですね
  • 心理学を趣味にするのも面白いです

心理学って難しい?
少し知るだけでも日常生活に役立つこともありますよ、まずは最後までどうぞ

趣味で心理学を学んでいる人も多いことでしょう。

心理学は対人コミュニケーションでも使えますので、仕事、教育、恋愛、家庭などあらゆる場面で役に立つことが多いですね。

もちろん、ここで書いている心理学が誰にでも必ず当てはまるというものではありません。あくまで傾向があるということです。

過去の実験を元に、こういう行動をするとこういう行動が返ってくるという傾向ですね。

でもそれを知ることで、コミュニケーションが少しでもうまくいくなら最高じゃないですか。

心理学を学んだからといって、人に性格を見抜けるようになるわけではないと思いますが、人のことを思いやったり、知ろうとするきっかけにはなるのではないでしょうか。

バーナム効果(フォアラー効果)

占いや心理テストをしたことがある方は、体験したことがあるのではないでしょうか。

誰にでも当てはまる性格の特徴を言われているのに、まるで自分に当てはまっていると勘違いしてしまう効果のこと。

例えば、「あなたは普段は心配性な面もあるけど、時には思い切って挑戦しようとすることがありますよね?」と言われると、「確かに当たっているかも。」と思うのではないでしょうか。

なぜかというと、誰でも先のことを心配することもあるでしょうし、思い切って挑戦してみようと思うこともあるでしょう。

このように、大体の人に当てはまるであろう性格的特徴を言うことで、まるで自分のことを分かってくれているような感覚になることもあります。

ザイオンス効果(単純接触効果)

社会心理学者のロバート・ザイアンス氏の論文で発表された心理的効果です。

ザイアンス効果(ザイオンス効果)や単純接触効果と呼ばれています。

私は日本語の「単純接触効果」のほうが馴染みやすいので、こちらで記述しますね。

接触する回数が多いほど好意を持ちやすくなるという効果です。

それも脳が判別できないくらい短い無意識での時間であっても、この効果が得られるということです。

マーケティングであれば、CMでよく歌が使われていますよね。もしくは、何度も何度も商品名を連呼する。

そうやって接触回数を増やしているのです。

接触回数が増えるうちに、知らないうちに好意を抱く傾向があるということです。

ですので、この効果はよく恋愛術などで使われますが、会う時間を増やすより回数を増やしたほうがいいということです。

ただ、気をつけないといけないことがあります。

それは「嫌い」だった人と接触回数を増やすと「好き」になるかというとそうではありません。

その場合は「余計に嫌い」になる場合があります。

また、最初は良い印象を持っていたとしても、接触回数が増えすぎると逆効果になる可能性があります。

つまり、単純接触効果もあくまで傾向ですので、接触回数を増やせば誰からも好意を得られるものではないということは覚えておきましょう。

バンドワゴン効果

バンドワゴンとは、パレードなどの行列の先頭を走る楽隊車のこと。

人は流行や流されやすいことを表すような効果です。

「支持されている人が多いほど、それに対する支持がさらに強くなる。」

つまり、「みんなが支持しているから、もっと支持される。」ということです。

  • 人気NO1というからには良い商品だ
  • 行列が出来てるお店は美味しいに違いない
  • レビューでの評価が高いから安心だ
  • フォロワーが多い人は信頼できる

時流に流れやすい人は気づいたらいろんなものに影響を受けているかもしれません。

気づいたら根拠なく、先入観を持って、人や物を見ていることはありませんか?

ピグマリオン効果

心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱されたピグマリオン効果。

「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」

教師期待効果とも呼ばれています。

人は期待されるとモチベーションが上がる傾向があります。

  • いくら勉強しても成績はあがらないよ
  • 全然営業成績があがらないね

そう言われるのと、

  • この調子で勉強すればもっと伸びるよ
  • 今の営業方法でうまくいくと思うよ

こう言われるのと、どちらがモチベーションがあがりますか?

様々なコミュニケーションで役立ちそうです。

ハロー効果(ハローエラー・後光効果・光背効果)

認知バイアスの一つ。

バイアスとは「先入観、偏見」のこと。

「1つの特徴を元に他の関連のないことも先入観を持って判断してしまうこと。」

ハロー効果には、ポジティブハロー効果とネガティブハロー効果があります。

ポジティブハロー効果の例。

高級スーツを着て高級腕時計をつけて高級外車に乗っている
⇒やり手のビジネスマンに違いない
(これは偏見。全部ローンかもしれない。)

行列が出来ているラーメン店
⇒美味しいに違いない
(食べてみないと分からない。)

ネガティブハロー効果の例。

平日の昼間から街を散歩してる
⇒仕事もろくにしないでフラフラしてる怠惰な人に違いない
(実際は自宅で仕事をしてる売れっ子作家かもしれない。)

人は見た目に影響を受けます。そしてその影響は、見た目だけでなく中身を判断する材料にしてしまうということです。

それであれば、身だしなみをきちんとしているだけで好感度はあがるわけですから、やはり身だしなみを整えるのは大切ですね。

心理学を趣味に出来る?

心理学を学ぶとコミュニケーションに役立つと思います。

しかし、普段の対人コミュニケーションで利用しようとするなら、アウトプットできる環境が必要ですね。いくらネットや本で知識を得ても、アウトプットしていかないと、頭に入らないですし、いざという時に使えないのかと思います。

今回は心理学のことを調べながら書きましたが、何も見なくてもこういうことが人に話せるようになると楽しそうです。

今回は対人で使えそうな心理学をまとめましたが、今度は、自分のストレス発散にも役立ちそうな心理学をまとめたいと思います。以前にマインドフルネスの効果について書きましたが、心理学とはちょっと違いますが、心の平穏を保つために良さそうです。

ストレスという目に見えないものをいかに処理していくかで、仕事のパフォーマンスも違ってくると思います。

ここ数年は、心理学がブームかのように、書店でたくさんの本が並んでいますが、やはりアドラー心理学の影響は大きかったのかと思います。テレビドラマになるくらいだから相当なものですよね。

心理学効果まとめ
心理学でよく取り上げられる効果で使えそうなものを紹介しました。学ぶことを趣味にするのは良さそうですが、いくら本を読んでもネットで情報を集めてもアウトプットしないことには脳に定着しないのかもしれません。書くことで少しは覚えていればいいのですが。

心理学を趣味にして役立つこと

心理学は実験によって導き出された統計だったりしますので、誰にでも当てはまらないかもしれませんが、人の習性を知ることで、役立つことも多いと思います。

せっかく出会いの場所に行くなら、こういう心理学を学ぶのもいいでしょうね。

友達が出来る趣味もいいですね。人との関わりに使えそうな心理学を覚えておくのもいいですね。

出会いがある趣味。これは女性との出会い、男性との出会いといった異性の出会いだけでなく、同性であっても、人付き合いが始まりそうな時に、心理学が役立つかもしれません。

心理学の資格を取って資格に活かす

心理学の資格は、国家資格には「公認心理師」しかありません。

臨床心理士は民間資格の中では知名度も信頼度も高いですね。

民間の心理学資格も数多くありますから、もし心理学の資格を取得しようと思ったら、かなり調べてからのほうがいいでしょう。

高額な資格もありますし、資格を取得したからといって、心理学を使った仕事につけるかは分かりません。