四十肩?いえ、首のヘルニア「頸椎椎間板ヘルニア」でした

2月の初旬のことでした。
何かの動作をした瞬間に、首の後ろから二の腕にかけて電気がビリビリ!っと走るような痛みに襲われました。

「いたたっ!!」

慌てて体を縮こめ、その後ゆっくりと首・腕周りを稼働させてみると、どうやら首を後傾させると電気が走る事が分かりました。

なんだ?この痛みは・・・
四十肩?五十肩?加齢によるものなのか?完治しないモノなのか?

不安ばかり募ります。

ネットで自分の症状と同じような病気を調べると、ドンぴしゃ!という病気がありました。

『頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア』

似たような名称の“頸椎椎間板症”や“頸椎椎間関節症”というのもありますが、ヘルニアとは痛みが出る場所が違うそうです。

首・肩・背中周りに痛みが出たら、ヘルニアではなく頸椎の椎間板症や椎間関節症。

首から腕にかけて、電気が走るような痛みが出るのが頸椎のヘルニア。

症状の出る場所で区別するのだそうです。

『ヘルニア』とは
よく腰痛を訴える人で「ヘルニアで・・・」というのはたまに聞きますが、首(頸椎)のヘルニアとは初めて聞きました。

そもそも「ヘルニア」とはなんぞやと調べてみると“体内の臓器が本来あるべき部位から逸脱・飛び出した状態を指す”らしいのです。つまり、その飛び出た臓器が神経を圧迫している事による体の痛みが発生してしまう状態、という事なのでしょう。

今回の私の首から二の腕にかけての痛みは、頸椎(首の後ろ)の飛び出た椎間板が神経を圧迫して起こる痛みだったようです。(あくまでも素人判断ですが)

頭の重さが首に負担をかけ続けているという件

体の中で一番重量のあるのが頭。なんと体重の約1割ほどが頭の重さらしく、仮に体重が50kgだとしたら頭は5kgにもなるというのです。首は年中その重い頭を支え続けてきているのですから、加齢と共に不具合が出てくる事も納得行きます。正しい姿勢を保つことで首への負担は最低限に減らす事が可能だそうですが、年をいくと筋肉量も衰えどうしても姿勢が崩れがちです。そうなると、おのずと首への負担が増える形になってしまうのだとか。

健康の為にも、痛みのない体を作る為にも適度な運動は必要、ということが益々身に染みて感じます。

首枕で首にかかる重圧を軽減

ストレートネックや首や肩の痛みにも首枕が効く、という情報を目にして、さっそくアマゾンをチェックしました。

が、あまりにも値段の幅も種類も多すぎて、サイズや硬さなどどれが自分に合っているのか選べなくなってしまいました。なぜか私より先に首枕を購入し、日ごろから愛用している主人の首枕を試着させてもらっても、ピンとこない。「おぉ!これは断然首がラクだ!」とも感じなかったし、首枕自体は柔らかく(本当にこんなもので首がラクになるのかしら?)と疑っておりました。

で、結局書店で並んでいた本と首枕がセットになった『山田朱織のオリジナル首枕Plus』という商品を購入しました。

山田朱織のオリジナル首枕Plus

山田朱織のオリジナル首枕Plus

早速装着してみたのですが、やはり「おぉ!」という感動もなく、本当にこんなに柔らかな布で頭を支える手伝いが出来ているのか実感はありません。

カバーが取り外せるようになっており、汚れやニオイが気になる時は気軽に洗える仕組みです。

おおよその幅は8cm弱。
この幅が個人によっては「狭すぎる」と感じたり「太すぎて苦しい」と感じたりする重要なポイントのようで、商品選びの際には気を付けたい点です。

中身はポリの綿が薄い布に覆われている作りになっていて、優しく手洗いくらいなら耐えられそうかな?と思いました。
あまり丁寧に洗濯しないので、その辺の塩梅はかなりざっくりです(^^;

使用して一週間後・・・

気づくとかなりしびれや痛みが軽減されていました!!

これには自分でもびっくりでした。柔らかで頼りなげな首枕がこんなんに簡単に辛い痛みを取り除いてくれたなんて、本当に信じられませんでした。病院に行くよりも安上がりで早く(長い待ち時間もなく)治りました。

いやー、今どきはネットの情報と通販で治る病気があるのだと実感しました。

とはいえ、全ての首の痛みなどが私と同様に頸椎椎間板ヘルニアとは限らないので、あくまでも参考程度にご覧ください。