10月から始めた「スピーチ会(大阪)」。
3回ともスピーチの内容は自由に決めていただいていました。
それはそれで学ぶことも多かったです。
自分の知らない話、その人しか知らない話をしていただけるわけですから、聴いてるだけでも楽しくて学ぶことも多かったです。
今後も、テーマ自由なスピーチ会は開催しますが、それとは別に、テーマを決めたスピーチ会も開催していこうと思います。
まずは「実用書(ビジネス書)」をテーマにしたスピーチ会です。
2019年12月21日(土)に開催します。
詳細は募集してるサイト「こくちーず」をご覧下さい。(開催が終了となりましたら、リンク先のページは、最新の募集ページへ自動的に変遷します。)
目次
実用書(ビジネス書)のスピーチ会と読書会の違い
フラリの集いには、現在、読書会とスピーチ会があります。
読書会は本が好きな人の居場所。
スピーチ会は人前で話す練習をする居場所。
それぞれ目的があります。
今回、実用書(ビジネス書)をテーマにスピーチ会をするとなると、読書会のようなスピーチ会のような感じになります。
では「実用書(ビジネス書)のスピーチ会」が読書会と何が違うか?
まずは目的が違います。
スピーチ会はあくまで「人前で話す練習の場所」です。
一方読書会は、その場を楽しむ場と考えています。
実用書ばかりで読書会をすることもありますが、その場合でも、やはり人前で話すことが目的ではありませんので、座ったまま、自分がその本で得た知識を共有するイメージですね。
実用書(ビジネス書)のスピーチ会を開催する理由
過去3回のスピーチ会では、テーマは自由でしたが、話すことの経験になるのはもちろんですが、話を聴かせていただいて、一つ感じたことがあります。
それは「影響力」です。
自分が本で読んだ内容で、何も行動に移せなかったことでも、スピーチ会でお話しいたいだ内容で影響を受けて、それに関連する本を購入したら、そのワークを続けれたりということもあります。
例えば、声の出し方、発声、活舌などです。
スピーチ会ということもあって、話し方やスピーチに関するスピーチをしていただくこともあるのですが、プロのスピーカーのお話しや本も役立つこともあると思いますが、今まさにスピーチの練習をされてる方の声は響き方が違います。
「元々人見知りだった人が、どうやって人見知りを克服できたか」(←例えばです)
そういう、上手くできなかったことが出来るようになったお話しというのは、身近に感じれて、自分も出来そうな気がします。
ということで、実用書(ビジネス書)をテーマにスピーチ会を開催すればメリットも大きいのではないかと思ったんです。
実用書(ビジネス書)のスピーチ会のメリット
では、実用書(ビジネス書)でスピーチ会を開催することでどういうメリットがあるか。
3つ挙げておきます。
自分が学びたい実用書(ビジネス書)をスピーチすることで記憶に定着する
自分が学びたい実用書(ビジネス書)があったとします。
僕の場合は、今までは、その本を読んで、読んだ気になっていました。その本を読んだ次の瞬間から行動が変化するということは、まずなかったです。
何か行動を変えたとしても継続できてることはありませんでした。
そんな僕にとってはスピーチはアウトプットの場です。
読んだ本を5分間でスピーチするとなると、その本を要約しないといけません。
どういう内容で要約するかというと、これはまた書きますが、簡単に書くと「行動に移す内容」に要約するんです。
それを5分間でスピーチします。
そうすることで、事前の準備の時間、スピーチの時間を通して、インプットの力が増すはずです。
誰かが学んだ実用書(ビジネス書)を自分も学べる
これは過去のスピーチ会での経験が元になっています。
ある回で、その方が読まれた実用書(ビジネス書)についてスピーチしていただきました。
とても分かりやすいお話で、僕はメモをとりながら聴いていました。
要点だけを教えてもらえるわけですから、すぐに役立つ内容も多いです。
ただ、本の要約だけでしたら、ネットにもいくらでもいろんな方が書いてくれています。
大切なのは、人から聞くということと、その後に質問ができるという点です。
質問をしあうことで本の学びが深まる
スピーチ会では、発表後に質問の時間があります。
その時間がとても重要です。
自分が発表する時。その後に質問をいただき、それに答えることで、さらに記憶に定着しやすくなる。
誰かが発表する時。発表が終わった後に質問をしようと思いながら聴くことで、話に集中できる。
この質問の時間があることが、ネットで要約を見て学ぶのとの大きな違いです。
人前で話すコツは目的を持って経験を積むこと
人前で話すコツがあるとすると、それは経験を積むことだと思います。
ただ、漠然と人前で話す練習として、いろんな場所に参加すればいいということではありません。
目的を持って参加することが重要です。
人前であがらなくなる方法は色々あります。うまくなりたいと思ってセミナーを受けたりするけど、なかなか効果が出ないということもあるかもしれません。
そんな時は、参加するたびに目的を持ってみるのもいいと思います。
大きな目的は「人前で緊張せずに話せるようになること」だったとして、漠然としすぎてて、何をどう改善すればいいか分かりません。
具体的にということはこういうことです。
- 大きな声で話す
- 話す時の手の位置を決めておく
- 身振り手振りの方法決めておく
- 話す時にどこを見るか決めておく
こういう具体的にどういう点を改善するか、決め事を増やしていくということです
もし、あがり症克服セミナーに参加することがありましたら、ただ申し込んで参加するだけでなく、「今回のセミナー」では「とにかくいつもより大きい声で話す」ということを決めておくだけでも、良い経験を積めると思います。
人前で話す練習の時に意識していること例
人前で上手に話せるようになりたい。
そう思った時、何からしていいかわからないことがありました。
そういう時は、一つずつ、課題を書き出していくことをおすすめします。
僕が意識していることの一例を挙げておきます。
姿勢を正すと人前で話す時やスピーチの緊張対策になるのはなぜ?
まずは「姿勢」です。
姿勢を正すことはとても大事です。姿勢を正すだけでも、自信が漲ることがあります。人によりますけどね。猫背な人ってどういう印象がありますか?
人前で話す時に「足が震える」原因と改善法は日々の筋トレと直前のスクワット
これはおすすめです。日常的に軽いスクワットをしておきます。人前で話す直前にもスクワットをします。重心が下がり、足の振るえ対策にもなると言われています。僕は最近スクワットをしています。
目線です。話す時にどこを見るか?
ふわっとどこともなく見てると緊張してきます。頭が真っ白になることもあります。今は「一人の人」を見るようにしています。その人と話しをしているかのように。
本によく載っているのは、ブロックごとに分けるとか、一人一人見ていくとかありますが、今の僕はまずは「一人」の人を見ることを意識しています。
これも絶対的な答えがあるわけではありません。
身振り手振りを激しく動かす人もいますが、僕はおへその前で手を組むのが基本姿勢です。それが良いとか悪いとかではなく、僕が一番落ち着くのと、嫌な印象は与えないだろうということで、そうしています。
このように、一つ一つ細かく課題を設定していき、自分なりの「人前で話すコツ」を見つけるのがベストだと思っています。
誰にも共通する「人前で話すコツ」というものはないと思っています。