- マインドフルネスに効果は?僕にはありました
- マインドフルネスの効果はストレス低減の他にもありました
- マインドフルネスのやり方に決まりはない
- マインドフルネスにおすすめの本もご紹介
僕にはありましたよ、まずは最後までどうぞ
マインドフルネスとは何か?
言葉は聞いたことがあるけど、詳しくはよく分からないという人も多いのではないでしょうか。
本屋に行くと、「マインドフルネス入門」といった書籍が何冊も並んでいます。
- 何だか難しそう
- 瞑想する時間なんてない
- 呼吸法って怪しい
そういうイメージを持つかもしれません。
インドフルネスの定義とは
マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。
マインドフルネス wikipedia
何となく分かります。今に意識を向ける。それも評価、つまり主観を挟まず。ということですね。
他のサイトでもだいたいこのようなことが書かれていました。
そして、その後、一冊の本に出会いました。
それがこの本です。
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門
(日本実業出版社 著:ジャン・チョーズン・ベイズ 医学博士・禅指導者)
この本から引用します。
マインドフルネスとは、自分の体や頭や心のなか、さらに身の周りに起きていることに意識を完全に向けること。批判や判断の加わらない「気づき」
とマインドフルネスを定義しています。
マインドフルネスの定義については、人によって若干異なりますが、「今、ここ」という点では共通していると思います。
今、この瞬間に意識を集中するわけです。
今を生きにくい現代の環境だからこそマインドフルネス
自分でも気づいていた悪い癖があります。
- 過去のことを後悔すること
- 未来のことを心配すること
私の1日の時間の中で、この2つに意識が向いてる時間はかなり長いです。
もちろん、全てネガティブなことばかりではありません。
時々は、過去の良かったこと、未来の楽しみなことに、意識が向いていることはありますが、いずれにしても、意識があるのは今ではありません。
ということは、今を大切にしていないということです。
これは、何も一人でいる時に限った話しではありません。
人と話をしているときはどうでしょうか。アクティブリスニングも知った今は昔とは違いますが、話しを聴いているけど、頭の中では、「次は自分が何を話そうか」「それは違うぞ」という別のところに意識が向いてしまっていました。
今に集中できていなかったわけです。
食事の時はどうでしょうか。
テレビをみながら、スマホを見ながら、仕事をしながら。
常に「ながら」で食事をしています。
目の前の食べ物に意識を向けて食事をするということはありませんでした。
それが、マインドフルネスを実践するようになって、食事が変わりました。
スマホが普及しきった今、「何かをしながら何かをする」という行動が当たり前になってしまいました。
そうなると、脳が休まる暇がありません。
マインドフルネスの好きなところは、自分のペースで進めれるという点です。
誰からも急かされるものではありません。
マインドフルネスによる効果は?
マインドフルネスを続けることでどのような効果があるのでしょうか?
マインドフルネスでは五感をフルに使って今に意識を集中します。
結果的に以下のような効果が期待できます。もちろん個人差はあります。
- 健康的な食生活
- ストレス減少
- 免疫力を高める
- 質の高い睡眠
- 集中力が高まる
過去の後悔や未来の不安はストレスになります。
私の場合は、1日の中にそういったストレスを生み出す時間が多かったのが、体調不良の原因だったのかもしれません。
マインドフルネスによってどのような効果が出るかは人によるかと思われますが、続けていると明らかに自分の中で考え方や人との接し方が変わってきていることに気づきました。
では、具体的にマインドフルネスのやり方はどういうものでしょうか。
マインドフルネスのやり方に決まりはない
いろんな人がマインドフルネスのやり方を書いていますが、そもそも決まった方法というものは存在しません。
世間で言われているマインドフルネスは、ジョン・カバット・ジンが開発した「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」という手法がベースになっていると思われます。
また、ベトナムの「ティク・ナット・ハン」の影響も大きいため、先ほど紹介した書籍【「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門】の中でも、ティク・ナット・ハンの言葉の引用があります。
私はティク・ナット・ハンの書籍もジョン・カバット・ジンの書籍も読みましたが、マインドフルネスのやり方として、一番実践的にすぐに役立つと思えたのが、先ほどから紹介している書籍です。
書籍の中では53のマインドフルネスの方法が書かれています。
何度も書きますが、マインドフルネスに決まった方法というものはありません。
自分にとって続けやすい方法が一番だと思います。
マインドフルネスの効果をいくつか書きましたが、コミュニケーション能力向上にも間違いなく役立っていると感じています。
自分のため、周りの人のためにも、マインドフルネスは続けていきたいと思います。
心理学とマインドフルネスは全く関係ないものではないと考えています。
日々の生活の中にいかにマインドフルネスを取り入れるか
心理学でもそうですが、人から聞いたり何かで学んだりすると、しばらくはその影響で努力をするんですが、努力は簡単に続きません。やはり習慣にならなければ、継続は簡単ではありません。
ではどうすれば習慣にできるのか?
これは「小さな習慣」という本に書かれていますが、「失敗しようがないくらい小さな行動」から始めるのが良さそうです。
先ほどの本で言うと、一気に毎日53の方法を実践しようとしてもうまくいきません。1日に1つでいいので、どれかの方法を意識して実践してみる。それでいいのかと思います。
マインドフルネスについて詳しく知りたい方は、まずは本で知識を得てみるのもおすすめです。
このページでご紹介した方法以外にも載っている本があります。瞑想といっても、歩くマインドフルネスや食べるマインドフルネスもあります。
ヨガもある意味、マインドフルネスの効果がありそうですね。