コミュ力おばけ(コミュニケーション力が高い人)は、話し方も上手いですね。
今日のテーマは、「話し方のコツ」のことです。
- 話し方のコツはテーマ(話題)を一つに絞る
- 話し方のコツを身につけるには練習が必要
- 話し方のコツの練習は地道な継続が必要
ついつい、あれもこれも話そうとして、自分でも何を話してるか分からなくなったりします。
これはスピーチやプレゼンでも起こりがちです。
では本日もスタートです。
話し方がまとまらなかった理由
今までの「話し方の本」も何冊か読みました。
プレゼンやスピーチの本も読みました。
それだけ読んだ僕は、話し方のプロのなれたかというと、まだまだ全くなれていません。
少しは上達してるのかもしれませんが、自分では全くその感覚もありません。
きっと、何も変わっていないのでしょう。
その理由が分かってきました。
それは「情報過多」です。
今まで読んできた「話し方の本」は、著者の方は皆さんプロの方です。
講師の方、教授、先生など、人に話し方を教えるようなプロの方です。
誰の教えも本当のことであり、役立つことばかりのはずです。
ところが、そのコツも、多ければ多いほどいいのかというと、決してそうとは限りません。
僕の場合は、その情報が多すぎて、結局どれを自分のものにしていけばいいのか、それをまとめる力が不足していたのだと思います。
話し方のコツの情報が多すぎて自分のものに出来ていない
話し方の本もそうですし、心理学の本、スピーチやプレゼンの本、あがり症や緊張の本、コミュニケーションの本。
あらゆる本を読んできましたが、どれも頭に入っているようで入っていません。
それも同じ理由だと思います。
分散しすぎです。
どれを自分のものにすればいいのかが、分からなくなっているんです。
自分にあった方法を、自分だけのマニュアルを作っていく。
それが重要になってくるのは、話し方を学ぶ時だけではありません。スピーチでもプレゼンでも、コミュニケーションでも同様だと思います。
そもそも何のために話すのかを決める
では、誰かに何かを話す時。それは何のためでしょうか?
まずは、それを決めることから始めましょう。
大きく分けると2つです。
- スピーチ:情報を伝える
- プレゼン:説得して動いてもらう
ちなみに、パブリックスピーキングという言葉もありますが、これは僕の解釈では、スピーチもプレゼンも含み、公衆(人前)で何かを話すことを指す時に使います。
学生でも社会人でも、自己紹介をするような場面は何度もあることでしょう。
それはプレゼンではありません。自己紹介をして、相手に何か行動してもらおうとかないですよね。
では就職や転職の時の面接はどうでしょうか?
これはプレゼンですよね。
採用担当の方に、「この人を採用したい」と思ってもらわないといけません。自分を売り込むためのプレゼンです。
つまり、人よって、どういう場面で話すかは違いますから、まず、スピーチなのかプレゼンなのかを決めましょう。
プレゼンなのに、情報を伝えるだけでは、相手は動いてくれないことでしょう。
ちなみに、雑談の中でも、このコツは使えますから参考にしてみて下さい。
話し方のコツは「話すテーマ(話題)」を絞る
スピーチなのかプレゼンなのか。
それが決まったら次は話題(テーマ)です。
実はこの1つ目を意識していない人が多いです。
まずは「話す話題、テーマを一つに絞る」ということです。
ついついあれこれを話そうとしてしまいがちですが、テーマをまずは絞ることから始めましょう。
スピーチでもプレゼンの場合でも、話題は1つにしておきましょう。
その話題の中から3つの関連テーマを話すくらいがいいと思います。
例えばテーマを「花見」でスピーチをする場合。
テーマ:花見
関連テーマ:花見の魅力・花見が出来るおすすめスポット・花見のこれから
大きなテーマ1つに対して、3つの関連テーマで話す。
これはPREP法と同じです。最初に結論(一番言いたいこと)を話し、その根拠や関連することについて話すというものです。
この場合でしたら、花見についての自分の意見をまず話して、その理由として3つ話すといった感じですね。
話題を絞れない話し方はこういうものです。
テーマ:花見
関連テーマ:花見で飲みたいお酒 お酒での失敗談 お酒との付き合い方
最初のテーマの花見とは関係ない話題(お酒)にいってしまい、何の話をしようとしてたのか分からなくなってしまいます。
一貫性が大事です。
話す内容を分散しすぎると文章も話も伝わらない
分散しすぎると伝わらなくなるのは、話し方だけでなく文章でも同様です。
仕事の中で、メールで上司に報告をする場面があるとします。
「情報を伝える」のが目的です。
あれこれ伝えようとすると、何を言いたいのか分かりにくくなります。
ですので、一つずつ伝えるのがポイントです。
テーマ:報告
関連テーマ:今日の売上げ クレーム処理 明日の目標
一つずつ伝えずに、一気に書いてしまうと、読むほうが混乱してしまいます。
最初に見出しをつけて、「今日は3つ報告があります」から始めると、読みやすくなります。
もし、報告が5つあるような日であっても、一つずつ分けましょう。
ブログを書く場合でも同様です。
話し方のトレーニングは文章を書くことと実際に話すこと
今回のテーマは「話し方のコツ、テーマを絞る」でしたが、実際、僕がこうやってブログを書いていくと、いろんなことを書いてしまっています。
たぶんこれは癖、習慣なんだと思います。
ブログを書いていると、「そうだ、あれも書こう、これも書こう」と思ってしまって、だんだん最初に何を書こうとしてたのかを忘れてしまうことがあります。
そうです、僕は「テーマを絞りましょう」といいながら、実際は、テーマを絞れずにブログを書いていることも多いようです。
ですので、話し方のトレーニングとしては、テーマを絞った文章を毎日ブログで書くというのはいいと思います。
いずにしても、継続することは必須となります。
本日は以上です。
- 話し方のコツはテーマ(話題)を絞る
- 話し方のコツの第一弾は「テーマ(話題)を絞ること」にしました。スピーチやプレゼンの構成の前に、まずはこれが大事だなと思います。分散しすぎると、言葉であれ文章であれ、伝わりにくくなると感じるからです。
話し方のコツは日々どれだけ話す機会があるかも重要になってきます。
その機会を増やせるかどうかは本人次第です。
このブログでは趣味のことをまとめていますので、人と関わる機会が多い趣味、出会いが多い趣味をご紹介していきます。
話し方のコツとして、今回は「話す話題を絞る」ことを書きましたが、実際にそれを使ってみる、試してみる場所が必要です。
これからも、在宅ワークやテレワーク、おうち時間が増えることが予想されますので、自宅にいながら人と繋がりを持てる手段としては、オンラインで楽しめる趣味がいいですね。
ZOOMのようなツールを使って、オンラインで人と関われる会もたくさんありますので、そういう会に参加することで、ストレス解消にもなりますし、話し方の練習をすることも出来ますね。
コミュニケーション力が高いか低いかで、就職や転職の幅も違ってくることでしょう。
話し方によって、周りの人が嬉しい気持ちになるか、嫌な気持ちになるかということもあると思います。
それなら一層のこと、話し方やスピーチやプレゼンを趣味にしてしまうのもいいですね。最初は慣れないかもしれませんが、いろんなコツをしっていく中で、話し方にも自信がついてくることでしょう。
人前で話す時に緊張してしまう、声が震えるという人も多いようです。そのようなあがり症の原因も様々ですが、一つの原因は準備不足です。
話し方の練習も一人で出来ますので、まずは、一人で出来るトレーニングから始めることが良いでしょう。
話し方もそうですが、その他、話しの聞き方や、雑談力などを磨いてコミュ力おばけになる方法。そのためには、人間関係を磨ける趣味を持っておくのもいいですね。特に20代で社会人になった途端に趣味がなくなる人もいますので、色んな人の考え方や価値観に触れておくことは、自分のメンタルヘルスケアにも繋がると思います。
話し方の練習のためには、一人で練習した経験を実際に人との会話の中で実践していくことで身につくはずです。
ですので、出会いがある趣味を見つけて、たくさん人とかかわるのもいいでしょう。出会いが多ければ多いほど、気を使うこともあるかもしれませんが、楽しいことも増えるのではないでしょうか。
以上です。